平成24年4月の施設内研修で、入浴体験研修を行いました。各部署からのメンバーで構成された入浴委員会が中心となり、介助する側、介助を受ける側を実際に体験し、安心感や恐怖感などを肌で感じ、普段行っているケアの良い点、悪い点を振り返り、皆で共有することを目的として行いました。
体験した内容は
1、リクライニングから特殊浴槽のストレッチャーへの移乗
2、ストレッチャーの上での洗身(洗髪)
3、ストレッチャー上での体位変換
4、個浴への移乗
実際に体験したことで、お湯の温度の感じ方やお風呂場での寒さ、羞恥心への配慮などケアのひとつひとつに気づきがありました。また他のスタッフのケア方法を見たことで自分のケアへの振り返りもできました。
「ご入居者の目線になって考えること」を慣れや忙しさと共に忘れがちになっていたことを反省できた研修でした。